博多の街は、どんよりした薄灰色。「あぁ、梅雨入りしたっぽいな」という雨が降っています。雨の日の移動はちょっと時間がかかるけれど、ワイパーの音を聴きながら、これから次に訪問に伺う方のことを考えています。「梅雨時期は苦手って、去年も言われてたな~」と、そんな感じです。車を降りて、マンションの階段を上がる。お部屋のドアの前に立ったら、ピンポンを押す前に傘をバサバサッ誰かを部屋に招き入れるのってエネルギーが要ることだから、せめて「雨の憂鬱」と「バタバタ感」は、持ち込まないようにと考えたり。そういった玄関前の準備から、私たちの訪問看護は始まっています。体調が良い日も、優れない季節も、その人の「今」をそのまま受け止めていく。そんな選択肢がご自宅にあることを、もっと多くの人に知っていただけたらと思います。