先週末は、北九州や熊本、沖縄など各地で市民マラソンが行われていたようですね。(福岡マラソンは例年11月付近のようです。)42,195km…狂気の沙汰としか思えない距離ですが、お好きな人にとっては毎週末各地のマラソンにエントリーされるなど、とても充実されているようです。私も遥か昔に一度だけ、フルマラソンを完走したことはありますが、疲れの限界を超えると脳からドーパミン(快楽物質)が出まくります。ランナーズハイと呼ばれる現象で、身体の様々な苦痛を一時的に麻痺させるんですよね。これ、どうやらあらゆる依存症と呼ばれるものたちと、同じ脳のメカニズムのようです。 煙草吸う →ドーパミン出る お酒飲む →ドーパミン出る 衝動買い →ドーパミン出る スマホ触る→ドーパミン出る ギャンブル→ドーパミン出る…片方は依存症と呼ばれ治療の対象となり、もう片方は健康的なイメージと、世の中では全く真逆の扱われ方をしてます。この違いって、どうやら【お手軽さ】のようです。お金、時間、対人関係などから比較的手軽に得られるドーパミン→生活へ支障が出やすい →依存症となりやすい極端ですが一般的に、マラソン依存症、登山依存症、筋トレ依存症などとは呼ばれません。シンプルな話、お手軽なものほど人は依存しやすい傾向にあるようです。ただ、これは脳の作りの問題なので、意思の力でどうにかすることは非常に困難です。困った時は各専門家を頼りましょう。お力になれることも多いので是非ご相談下さいね。